電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「スターリンの葬送狂騒曲」-The Death of Stalin-

アーマンド・イアヌッチ監督脚本。1953年、独裁者スターリン(アドリアン・マクローリン)と秘密警察が支配するソ連モスクワで、スターリン脳出血で倒れる。第一書記フルシチョフ(スティーブ・ブシェミ)、秘密警察警備隊長ベリヤ(サイモン・ラッセル・ビール)、腹心マレンコフ(ジェフリー・タンバー)はその対応に追われる。そこに、スターリンの娘スヴェトラーナ(アンドレア・ライズボロー)、息子ワシーリー(ルパート・フレンド)、軍最高司令官ジューコフ(ジェイソン・アイザックス)までが加わり、権力闘争が始まるが…。基本ブラックコメディ、ロシアロケを結構している感じだったがロシアでは上映禁止になったらしい。ソ連の当時の社会情勢やスターリンの粛清について知らないとあんまり面白くないかも。この辺はまるで説明なく展開する。テンポはちょっと悪いながら、バカさを前面にだしたブラック加減は程よい加減。ブシェミの存在感は相変わらず良い。
http://gaga.ne.jp/stalin/