電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「ギャングース」

入江悠監督、肥谷圭介+鈴木大介原作。サイケ(高杉真宙)、カズキ(加藤諒)、タケオ(渡辺大知)の3人は少年院での知り合い、廃バスで暮らし定職も無く、道具屋・高田(林遣都)の情報で犯罪集団を狙って窃盗を繰り返す日々。ある時、狙った事務所が安達(MIYAVI)をトップとする六龍天グループの加藤(金子ノブアキ)の事務所だったが…。原作は最初のほうだけ読んでいる。入念な調査が作り上げているディティールが全体にリアル感をあげている。映画は原作より底辺感が出ているが、荒っぽさは薄め。この辺は映像にした時のバランス感覚がいい。入江悠の最近の作品よりは、「SR サイタマノラッパー」みたいな感じが出ていていい。カズキよりサイケの方が目立っているけど、まあ役者的にはそうなってしまうのか。映像は荒いし、音声も聞きにくいけど、まあそういうのを超えたパワーを感じる。
http://gangoose-movie.jp/