電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「来る」

中島哲也監督、澤村伊智原作「ぼぎわんが、来る」。会社員の田原秀樹(妻夫木聡)は妻の香奈(黒木華)の妊娠からイクメンのブロクを始めるが、ある時、秀樹の後輩が謎の死を遂げる。2年後、二人の娘・知紗は元気に育つが不可解な事件が続き、秀樹は親友の民俗学者・津田(青木崇高)からライターの野崎(岡田准一)を通じて、キャバ嬢で霊能力者の真琴(小松菜奈)を紹介される。真琴は最高の霊媒師と言われる比嘉琴子(松たか子)の妹であったが…。基本ホラーだけど、中島哲也監督の登場人物それぞれの心の闇の描き方が凄い。早いカットのつなぎのテンポの作り方もいい。原作未読だったので、こーいう展開なのかあとちょっと驚いた。その後、原作を読んだが映画版の方が心の闇が深い。それぞれのキャラも立っている。逢坂セツ子役の柴田理恵もいい味出してた。
http://kuru-movie.jp