電子竹林:Blog(アーカイブ)

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1987-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「ビーバップ・ハイスクール 高校与太郎音頭」

55点。惰性で観た。このシリーズは下降の一途。このつまらなさの一部は、清水宏次郎が出演しない部分もあるだろうが、全体的なポテンシャルが下がっているのは確か。

「菩提樹・リンデンバウム」

32点。南野陽子、神田正輝の演技は笑いしかでてこない。ラストの涙を誘うはずのシーンでも、でてくるのは苦笑だけである。アイドル映画では、足長おじさんものが多いのは何故だろう?

「メイトワン」

74点。エンターテイメントとしても面白かった。それ以上に、これが史実であることに迫力があった。当時のアメリカの状況に疎いだけに、新鮮なショックがあった。

「ブルースが聞こえる」

72点。ウオーケンの狂気の教官ぶりがとってもおもしろかった。私は、あの教官をデニス・ホッパーにやらせたかった。それほどの感動はなかったのは。どうも主人公に感情移入できなかたせいだろう。

「プリンセス・ブライド・ストーリ」

75点。ファンタジーとしては、ちょっとひねってあるところが面白かった。アンドレザ・ジャイアントもよかったし、復讐に燃える剣士の脇役もすばらしくかっこよかった。

「いこかもどろか」

69点。できのいい2時間TVドラマ。演技、カメラ、演出、脚本すべてがTVの域から脱してない。しかしタレントにたよった映画のなかでは、できのいい方かな?笑えるだけで、後に何も残らないのが残念。

「ピショット」

75点。ドラマとしても充分面白いものだが、この話のバックグランドが真実だという事にすごい迫力を感じてしまった。生理的に嫌いな部分もあるが、それも真実の重さの前では意味がないようだ。

「グレイト・ブルー」

84点。リュック・ベッソン監督。すごい映像が目に焼き付いてはなれない。しかし、すごい映画だ。この映画が1、2週間で上映ウチきりになるとは信じられない。海、愛、友情、すべてがすばらしく、光って見えた。ラストがちょっと悲しいけど。

「九龍の眼」

72点。ジャッキーの魅力、香港映画の魅力が全然でていないと思う。それなりに面白いのだけど、不満が残ってしまった。今回は敵のキャラクターにも、魅力が全然なかった。

「スリーメン&ベイビー」

78点。流行の赤ちゃんものの中でも、そつなくまとまっているし、テンポもよい。アメリカの新保守主義の一部である、家庭への回帰が、この映画の根底にあると思う。

「ピラミッドの彼方へ」

30点。時間の無駄と自信をもって言える作品。一体、この映画の存在価値はどこにあるのだろうか?これほどつまらない映画も珍しい。どこが詰まらないかも、評価できないほどのひどい出来。アデランスはかつらだけ作っていればいい、と文句を言いたくなる。

「ピレシディオの男」

68点。どこと言って文句はないのだけど、全然おもしろくなかった。「薔薇の名前」、「アンタッチャブル」とすばらしい演技をしていたショーン・コネリーでも、使い方が悪ければこれほどつまらなくなってしまうという見本だろうか。

「ぼくらの7日間戦争」

69点。発想は面白いけど、ラストがちょっと不満な映画。子供たちにもっと夢を与えて終ってくれたらよかったのにと思った。

「花のあすか組」

30点。アクションが何かをまったく判っていない製作者たち。「サティスファクション」がかかっていなかったら観なかった。

「クロコダイル・ダンディ2」

74点。オーストラリアのウイルダネスでのスーパーマンぶりと、都会での彼がもうちょっとうまく対比できてればもっとよかった。楽しめたけど、私は1の方が新鮮で好き。

「優駿」

68点。田成道監督、宮本輝原作。お涙頂戴の部分には白々しさしか感じなかったので、全然のれなかった。北海道の自然などは、奇麗な映像でよかった。競馬シーンも、変なひねりのために迫力を失っている。

「ダウンタウン・ヒーローズ」

75点。山田洋次監督監督、早坂暁原作。私の知らないバンカラの時代をかいま見るのは面白かった。前後半にストーリが切れていて、流れがよくないのが気になった。薬師丸ひろ子が「時代」を歌うと、妙に明るい歌に聞こえるのもおかしかった

「地底帝国の謎」

50点。めちゃくちゃ、いいかげんな作り。そのめちゃくちゃさが楽しめればいいのだけど、結局は退屈なだけで終った。「地底探検」などを期待していた私がバカだったのか?

「デビルドール」

45点。「スペース・ノア」の監督だという事で、期待していたが、つまらなかった。これを観たすぐ後に、「スペース・ノア」に行こうと思ったけど、それも止めてしまったほど。

「SO WHAT」

80点。日本版青春映画としては、かなりいいでき。やはり、「ロックよ静かにながれよ」と比較してしまうが、私はこっちの方がずっと好き。よくまとまっているし、キャラクタそれぞれに感情移入できてしまう。

「リトル・ニキータ」

72点。リバー・フェニックスの中では、もっとも好感がもてる。FBIに追われる者の苦悩が表現できるようになったとは、たいした進歩だと思う。映画館の中は、彼のファンが大部分を占めていて、映画自体はどうでもいいみたいだった。

「スラムダンス」

77点。これは、面白かった。エイブラハムのアマデウス笑いもよかったし、新鮮な映像、テンポあるストーリ展開もよい。ラストの意外さには、ちょっと唖然としたが、それがかえってここちよかった。

「ミッキーマウスの巨人退治」

65点。ミッキーマウスらしい、単純な短編アニメーション。それなりには楽しめた。

「ピーターパン」

70点。何回も観ていた気がしたけど、ラストが原作と違っていたのは忘れていた。窓から飛び出し、ロンドンの空を飛ぶシーンは、ディズニーランドの“ピーターパン・空の旅”そのままで面白い。

「モモ」

76点。典型的な、原作負けの映画ではないか?特に文句を付けるところが有るわけはないが、原作に比べると大変に不満。モモの笑顔はとってもよかったけど、原作に比べてかわいすぎるような気もする。

「ビック」

80点。充分に楽しめた映画。設定も面白いし、かなり笑わせてくれた。鍵盤の上での二人のダンスシーンは、絶品!

「またまたあぶない刑事」

53点。確かに面白い部分もあるのだけど、このようなものはTVでやっていればいいのでないかな?なぜ、映画にする必要があるのか?映画をTVの延長としてしか考えられない人が増えているのだろうか…

「ふたりぼっち」

70点。バービー・ボーイズのファンとして観にいったけど、映画としてのかなりの拾い物。ところどころに不思議な魅力を秘めた映画になっている。榎戸監督の今後に期待。

「眠れる森の美女」

76点。なんど観ても面白い。この典型的ハッピーエンドが好き。

「ウィロー」

70点。話としてはまとまっているが、こじんまりしすぎている。ファンタジーとして、ありきたりのできで不満。ルーカスの今後が不安になる作品。