1996-01-01から1年間の記事一覧
1.4 デスペラード 1.4 リトル・オデッセイ 1.7 南京の基督 1.7 リミュエールの子供たち 1.13 BeRLiN 1.13 日本製少年 1.14 デッドマン 1.16 男はつらいよ 1.16 サラリーマン専科 1.20 推手 1.20 ゴジラVSデストロイヤー 1.23 暴走特急 1.27 セブン 1.29 スト…
すなおに「ピノキオ」そのままのストーリ。あまりにそのままで、それほどの感動はないのだけど、やはり「ピノキオ」には「星に願いを」が無いと淋しいなあ、というのが感想(^^;)。見所としては、やはりCGを使ったピノキオですが、もう違和感もなくすんなりと…
この篠原哲雄監督の「草の上の仕事」というのが気になっていて、観ていないのを残念に思ってました。で、「月とキャベツ」は楽しみにしてました。で、結果的に実に気に入ってます。傾向的には「この窓は君のもの」みたいな今時少ない純愛ストーリ。曲が作れ…
「オペラ座館殺人事件」。まあ、それなりですが、映画にするならTVシリーズのメンバーで作った方がずっと面白いと思う。
ロブ・コーエン監督。N.Y.の海底トンネル事故からの生還を描く。主演はシルベスター・スタローン。パニック映画の分野だけに、「ポセイドン・アドベンチャー」を意識し過ぎているような気がする。生存者の人間ドラマを描きたかったのだろうけど、人間のポイ…
キャロル・バラード監督。美しい映像に美しい音楽、それに感動的なストーリを組み合わせればいい映画になるに決まっている。単なる動物感動モノとしてこの映画を見るのは間違っています。感動を生むストーリの上に、美しい映像と、美しい音楽を丁寧に重ねる…
ヘンリー・セリック監督、ロアルド・ダール原作「おばけ桃の冒険」。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」ほどの感動は無かったけど、面白かった。技術的には「ナイトメア…」よりも、よりうまくなっている感じがします。CG処理も多くなっている気がするけど…
ブライアン・レヴァント監督。クリスマス時期、ファミリー向けの可もなく不可も無い映画。とは言っても、まるで期待してなかっただけに思ったより良かった。ストーリは単純で、シュワルツェネガー演じる仕事一途な父親が、日頃の罪滅ぼしのために息子のクリ…
ジャッキー・チェンの新作ですが、これは好きです。ジャッキー・チェンはまるで衰えてません。実に面白い。最初、ちょっとノリが悪いかなと思ったけど、走り出すともうのめり込めました。全編、007のパロディっぽくて、最初はロシアのスキー・チェイス。この…
監督はダニー・デビート。主演もしてます。コメディアンでもある彼は、監督としても頑張っているけど、今一つ、これだという作品は撮れてない。でも、この映画は今までの中では一番好きです。天才少女マチルダは、まるで堕落した一家の中で育ち、図書館の本…
アンドリュー・フレミング監督。神秘的なものに興味ある4人の女子高校生が、黒魔術を身につける。魔法自体の恐ろしさを体験する事になるオカルトもの。4人のそれぞれが、何らかの悩みを抱えた異端児。学園における4人の立場と、黒魔術の合わせ方なんか、…
クリスチャン・デュゲイ監督、原作P.K.ディック短編「変種第二号」。中盤まではテンポが悪い気がしました。ラストの方はよかったけど。企業社会の戦争、惑星の植民地、自己進化する兵器、人工生命と、SF的な道具立てがいかにもディック。中盤までの展開と、…
小池一夫&池上遼一の原作。先行で上映していたフランスでヒットしたニュースを聞いていたので、楽しみにしてました。監督のクリストフ・ガンズは、ジャパニメーション・マニアらしくて、この原作も好きだとか。確かに原作のイメージをいまく活かしていて、な…
これは拷問の様につまらないです。 元宝塚の天海が主演で、そのファンも来ていましたが、ま、そういう関係じゃ無い人にはまるでお勧め出来ません。日本人女性刑事がアメリカで爆弾魔を追う話ですが、まあ、とにかく話にならないほどつまらないです。設定も、…
お正月ロードショーの大物。…米国の大ヒットを引きずって日本でも大騒ぎですが、あんまり期待してませんでした(^^;)。監督が、「スターゲート」のエメリッヒですからねえ。「スターゲート」は宣伝だけで興業を作り出す(^^;)、マリオ・カサール=ハリウッドの…
非常に地味な作品ですが、凄く面白かった。大ヒットはしないでしょうが、これはお勧めです。湾岸戦争のトラウマに悩むデンゼル・ワシントンが、名誉勲章候補のメグ・ライアン演ずる将校について調査する。非常に硬派なドラマ。事件を知る人々を訪ね歩く、回…
いやー、これだけ内容の無い映画を、よく引き延ばして2時間近くにしたもんです。偉いのはそこだけ。つまらないストリーリにくさい演技を、ニューヨークの風景カットで薄めただけ。奥山が監督をやっているだけで、つまらないのは分かり切っているんだけど。…
ジョン・カーペンタ監督。B級映画として楽しめればいいやと思ってましたが、確かにB級映画。驚いた事に結構面白い(^^)。いかにも彼らしいチープさはあるんだけど、なかなかスカっとする映画でした。前作「ニューヨーク1997」より好きだな。金がかかりそう…
香港映画。単館でレイト・ショーのみというマイナー公開。でも、主演のチャウ・シンチー人気という事でかなり混んでました。ストーリは、神様が悪人、娼婦、乞食の3人を悔い改めさせる賭けをするという、実にマジメそうな話なんだけど、ま、これがハチャメ…
デミ・ムーア製作、主演。少女版「スタンド・バイ・ミー」と評されるけど、確かに非常に似ている。4人の少女の一夏の話。だだし、ストーリとしては、「スタンド…」ほどの深みはなかった。子役はどれも、凄く魅力的だった。特に、「アダムス・ファミリー」の…
この映画、前評判がやたらにいいですね。すごく混んでいるし。前評判だけに期待が高かったので、それほど面白い気はしなかった。まあ、並の出来ではあります。閉店が決まったレストランの最後の晩餐に集まった人々の話。料理と、回想シーンで展開していきま…
観ながら、これの監督って誰だったか忘れていたんだけど…コーエンでした。今度はコーエン兄弟じゃなくて一人みたいだけど。で、この映画は気に入りました。実話らしいですが、簡単に言うと偽装誘拐がどんどんと泥沼にはまりこむ話。ブラックな話なんですが、…
前作の」バーチャル・ウォーズ」もかなりしょうもない映画だったけど、2になってもやっぱり同じ(^^;)。監督も変わっているんだけど。CGとか、話もちょっと派手にはなっているけど、根本的に子供だまし。ストーリも世界観も陳腐で退屈。CGの場面が多くなった…
「裸のガン」シリーズのレスリー・ニールセンが主演。監督はメル・ブルックス。本物のドラキュラ通りのストーリ、登場人物も同じでパロディにしているのですが、あんまり面白くなかった…、なんか退屈でした。 ギャグとしては「裸のガン」レベルなんですけど…
ウーピー・ゴールドバーグ主演のプロ・バスケット映画。一人の熱狂的ファンのウーピーが、ひょんな事からどん底のニューヨーク・ニックスの監督に就任し、人気を得ていく…。ハリウッドのプロ・スポーツものって、なんでこうワンパターンなんだろう…(^^;)、最…
ストーカ・サイコものというので期待していたんですが、主演がデ・ニーロだし…、でも、期待はずれでした。何しろ、まるで恐くない。あんまりストーカらしくないし、どちらかというと、デ・ニーロ演じるサイコ側に共感出来てしまったりする(^^;)。デ・ニーロ…
ジョン・フランケンハイマー監督。まいったなあ、これは。ほとんど観るべきところがない(^^;)。全編退屈の極み。唯一面白いのはマーロン・ブランドのモロー博士の奇怪さだけど、これって「地獄の黙示録」のパロディだもんねえ。原作でも、モロー博士は白塗り…
市川崑監督、豊川悦司が金田一。市川が、新しい金田一を創造したかったのは判るんですが…、これは失敗じゃないかなあ。豊川悦司自体は演技は下手じゃないと思うけど、この映画の中ではかなり浮いてました(^^;)。走る金田一のイメージも悪くはないけど、活か…
岩井俊二監督。散々、ひどい前評判を聞いていたから、思ったよりは面白かった。時間の長さも気になりませんでした。しかし、なんというか、非常にまとまりがない映画ですね。中盤あたりではCHARAのプロモーション・ビデオを作りたかったのかと思ったりして。…
デーヴィッド・クローネンバーグ監督。J・G・バラード原作。東京国際映画祭で観てきました。もー、めちゃ混み。昨晩からの徹夜組もいたという噂。クローネンバーグだってこないのに、なんでこんなに人が来るんだろう。で、感想としては、思ったよりずっと平…