電子竹林:Blog(アーカイブ)

電子竹林:Blogの2019/1/20までのアーカイブです、最新のものは→ https://zom-1.hatenablog.com

「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」

松山博昭監督、甲斐谷忍原作「LIAR GAME」。正直者の神崎直(戸田恵梨香)の元にライアーゲーム勝戦の招待状が届けられる。優勝賞金50億円のエデンの園ゲームに、元天才詐欺師の秋山(松田翔太)、実業家の武田(関めぐみ)、銀行マンの仙道アラタ(田辺誠一)など11名のプレイヤーが集まる…。原作は読んでいるけどドラマは未見。ゲーム自体は原作ほど面白みがなかったし、場当たり的なゲーム解釈がイマイチ納得出来ないけど、まあその場その場ではそれなりに面白みがある展開。でも、オープニングからそのままテレビ的な撮影、演出、構成、編集なのが非常に安っぽい。すっごく製作費安そうな作り。。無駄にちょーっとだけ海外ロケ入れているのもヤな感じ。フジテレビの映画らしいな。
http://liargame.jp/

「シェルター」- Shelter -

マンス・マーリンド/ビョルン・ステイン監督、マイケル・クーニー脚本。精神分析医のカーラ(ジュリアン・ムーア)は、三年前に夫を強盗に殺され娘サミーは神を信じなくなる。父親ハーディングは多重人格を否定するカーラに患者のデヴィッド(ジョナサン・リス・マイヤーズ)の別人格を見せ、カーラはデヴィットの身辺を調査し始めるが…。監督は二人ともスウェーデンの人で、物語が一体どこへ向かっていくのか分からない所にハリウッドっぽくない面白さがある。後半はホラー、宗教的な部分が強くなるが、それも米国っぽくない感じ。無駄死が多いし、救いの無い部分があるけど、どこか粗削りな魅力はある映画。(Special Thanksのトップが"GOD"だった??)
http://www.shelter-movie.jp/