電子竹林:Blog(アーカイブ)

電子竹林:Blogの2019/1/20までのアーカイブです、最新のものは→ https://zom-1.hatenablog.com

「127時間」- 127 Hours -

ダニー・ボイル監督。2003年4月25日、アーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、行き先も残さずにユタ州キャニオンランズ国立公園に出かける。アーロンはブルー・ジョン・キャニオンで岩とともに落下、右手が岩と壁の間に挟まれ動けなくなってしまうが…。実話ベースで、ディスカバリーチャンネル「奇跡の生還者」シリーズのような内容。一発ネタだけど「オープン・ウォーター」(id:zom-1:20050710#p1)なんかよりは見せ方は上手い。やはり監督の腕のせいだろうな。自然の描写は奇麗だし、心理変化も上手く見せている。ただラストの壮絶さはちょっと予想を超えているので、観る人を選ぶと思う。気絶する観客がいるというのはなんか理解で出来た(^^;)。
http://127movie.jp/

「アンダルシア 女神の報復」

西谷弘監督、池上純哉脚本、真保裕一原作。パリの国際会議では村上財務大臣マネーロンダリング規制案を提出、現地で任務についていた外務省邦人テロ対策室外交官の黒田(織田裕二)はスペイン北部の小国・アンドラ公国での邦人殺害事件へ向かう。第一発見者のビクトル銀行・新藤結花(黒木メイサ)は多くを語らず、インターポール捜査官の神足誠(伊藤英明)も情報を隠そうとしていた…。前作「アマルフィ」(id:zom-1:20090720#p1)は観ているけど、ドラマの「外交官 黒田康作」は未見。前作と同じで、原作がしっかりしている分は物語は面白いのだけど、それを十分に料理出来ていない印象。ベタに展開させても映画的には緩急つかないし。海外ロケ慣れしてない印象も同じ。予算も少ない感じがそのまま画に出ている。
http://www.andalucia-movie.jp/