電子竹林:Blog(アーカイブ)

電子竹林:Blogの2019/1/20までのアーカイブです、最新のものは→ https://zom-1.hatenablog.com

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」 - Guardians of the Galaxy -

ジェームズ・ガン監督。幼い頃に地球から誘拐され宇宙窃盗団ラヴァジャーズで育ったピーター・クイル/スター・ロード(クリス・プラット)は、一旦は銀河を破壊するほど力を持つオーブを手に入れるが、暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、戦士ドラックス、アライグマの傭兵ロケット、木のヒューマノイドのグルート(ヴィン・ディーゼル)たちと組み、オーブを狙うロナンたちとの戦いに巻き込まれていく…。期待薄だったので、予想よりはずっと面白かった。それぞれのキャラが立っていて、特にロケットとグルートがいい。「スターウォーズ」のキャラの立ち方を連想させる。展開もスピーディでいい。アメコミな世界を上手く実写で表現しているとは思う。まあ、あくまでもエンターテイメントで収まっている印象はあるけど。
http://studio.marvel-japan.com/blog/movie/category/gog

「舞妓はレディ」

周防正行監督脚本。京都の花街・下八軒、青森からやってきた西郷春子(上白石萌音)は、女将千春(富司純子)、舞妓百春(田畑智子)、芸妓里春(草刈民代)たちのお茶屋・万寿楽にに見習い志願するが、訛を理由に断られる。言語学者の京野(長谷川博己)は、春子の訛を直す事を約束するが…。ひさびさの周防正行エンタメとしては楽しい。あまり知らない世界、京の花街の細部を描いていく所が監督らしい上手いところ。概ねいいのだけど本家「マイ・フェア・レディ」と比べるとナンバーに金がかかってないのは気になる。印象に残る曲がほとんどないのが残念。物語も単純すぎ。上白石萌音は悪くはないけど、出だしから最後までそれほど成長感がない。ヘップバーンを期待するのは間違っているかもしれないけど。
http://www.maiko-lady.jp