電子竹林:Blog(アーカイブ)

電子竹林:Blogの2019/1/20までのアーカイブです、最新のものは→ https://zom-1.hatenablog.com

「バクマン。」

大根仁監督脚本、大場つぐみ/小畑健原作。高校生の真城最高(佐藤健)は叔父の漫画家・川口たろうを過労で亡くした経験から画力がありながらそれを持て余していたが、高木秋人(神木隆之介)と知り合い、声優志望の亜豆美保(小松菜奈)との約束のために本格的に漫画家を目指す。二人は週刊ジャンプ服部(山田孝之)への持ち込みを行い才能を認められるが、また17歳で手塚賞を受賞した新妻エイジ(染谷将太)の存在をるが…。原作未読、アニメも未見。純粋な熱気が伝わってきて素直に面白い。ちょっと「恋の門」(id:zom-1:20041102#p1)を思い出した。展開もいいテンポだしパワーが感じられる。プロジェクタを使ったシーンもなかなかいい出来。配役も絶妙で、脇役の桐谷健太新井浩文皆川猿時もコンパクトにまとめられながらいい存在感を出している。そして、クレジットが今までみた映画の中では最高のレベルの凝り方で楽しい(^^。
http://bakuman-movie.com

「アントマン」- Ant‐Man -

ペイトン・リード監督。出所した元エンジニアのスコット(ポール・ラッド)に世間の風は冷たく、娘キャシーの養育費の
ために富豪の家に潜入、金庫を開けることに成功するがそこには奇妙なスーツがあるだけ。それは元S.H.I.E.L.D.で科学者ハンク・ピム( マイケル・ダグラス)による身体縮小スーツであり、スコットはハンクの娘ホープ(エヴァンジェリン・リリー)と協力しアントマンの軍事利用を企むダレン・クロス(コリー・ストール)に対抗する事になるが…。予想よりはそこそこ面白いけど、アベンジャーズ観てない人には必要ないかもしれない。縮小の戦い方がちょっと面白いし工夫されているけど、良かったのはそこぐらい。地味といえば地味。今後のアベンジャーズは次世代となってアントマンとワスプが加わるんだろうな。ますます混迷するアベンジャーズの世界。まあ、そこを理解するためにだけ必要な映画かも。
http://marvel.disney.co.jp/movie/antman.html