電子竹林:Blog(アーカイブ)

電子竹林:Blogの2019/1/20までのアーカイブです、最新のものは→ https://zom-1.hatenablog.com

「サニー 32」

白石和彌監督、高橋泉脚本。11歳で同級生の殺人事件をおこし史上最も可愛い殺人者と神格化されたサニー。中学校教師の藤井赤理(北原里英)はサニーの崇拝者、柏原(ピエール瀧)、小田(リリー・フランキー)に誘拐されるが…。「凶悪」(id:zom-1:20131023#p2)の監督、脚本、俳優たちなのでかなりの期待。オリジナル脚本というとこも評価できる。設定は面白い、が結構センシティブなネタで、やや窮屈な話になっている感じ。「凶悪」の時みたいな深い闇の怖さは薄く、ややステレオタイプな展開かな。門脇麦の出番が少ないのもちょっと残念。
http://movie-32.jp/

「チェリーボーイズ」

西海謙一郎監督、松居大悟脚本、古泉智浩原作。ある地方都市、東京から実家の酒屋を手伝うために帰って来たクンニ(林遣都)、その友人で役所勤めのビーチク(胗俊太郎)、パチンコ店で働くカウパー(前野朋哉)。25歳の3人が脱童貞のため笛子(池田エライザ)をレイプする計画を立てるが…。レイプ計画ってのがコミックだと笑えるけど、実写だとなんかヤバい感じが強い気がする。ボンクラ感や地方の閉塞感はそれなりに上手いんだけどな。プーチン(石垣佑磨)やゴキ(般若)の存在が地方っぽくて面白い。
http://cherryboys.net/