電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「御法度」

大島渚監督、司馬遼太郎原作、松田龍平浅野忠信武田真治ビートたけし崔洋一。あんまり面白くなかった。新撰組に一人の美少年、加納惣三郎(松田龍平)が入隊した事により起こる混乱。松田龍平が、大根でしょうもなかった。その他の田代彪蔵役の浅野忠信沖田総司役の武田真治なんかは良かったんだけど。各メディアは、こぞって松田龍平の演技を誉めているけど、本当なんだろうか?二代目の新人なら、例えば「雨あがる」の三船史郎の方が一枚も二枚も上手だと思うけど。原作を読むと、惣三郎はしたたかで怪しく、もっと深いキャラクタの気がするんだけど、なんとも上っ面な感じしかしない。大島渚は、同性愛を出していれば新鮮、みたいな感覚でいるんじゃないかと思う。切っ先が鈍った様な感じしか受けない。