「T.R.Y 華麗なる賭け」
大森一樹監督、井上尚登原作、織田裕二、渡辺謙、黒木瞳、邵兵、孫暢敏 。
舞台は清国崩壊寸前の20世紀初頭の上海。詐欺師の伊沢(織田裕二)は武器商人の黄大奇から命を狙われる。清国打倒を目指す中華黎明会の関飛虎(邵兵)は革命に協力することを条件に伊沢をかくまう。関の計画は日本陸軍の東正信陸軍中将(渡辺謙)から大量の武器弾薬を騙し取るというものだった…。
原作のコンゲームのややこしさを、多少なりとも判りやすくしているのは大森一樹の手柄ではあるけど、ややこじんまりした印象。コンゲーム特有得のあっと驚く展開は無い。予算の少なさが画面から伝わるのが情けなく邦画の限界を感じる。どんな時代のどんな場所でも、織田裕二は織田裕二のスタイルというのは、ある意味凄い役者ではあるが、まるで浮いている。せめて髪形ぐらいなんとかして欲しい。
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