電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「赤い月」

降旗康男監督らしい古臭さ。いつもより金はかかっているし、話は壮大だが、やっぱり古臭い。満州、敗戦、連軍の進行、関東軍、その秘密情報機関…と、それぞれ歴史的重さがあるのに、いかにも物語が軽くて作り物っぽい。テーマの重さに比べて、これでいいのかと思わせる。さらに軽くしているのが常盤貴子の演技か。