電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「奇談」

小松隆志監督、諸星大二郎「生命の木」原作。1972年、民俗学専攻の大学院生佐伯里美(藤澤恵麻)は、幼い頃に神隠しにあった東北の隠れキリシタンの里、渡戸村へ向かうが、そこで異端の考古学者稗田礼二郎(阿部寛)に出会う…。プロデューサーの一瀬隆重は「呪怨」、「予言」、「感染」、「輪廻」(id:zom-1:20060109#p1)とジャパニーズ・ホラーの二文字シリーズを乱造しているが、どれもイマイチ。諸星大二郎をこんなシリーズに入れないで欲しいなあと思っていたが、これはまあまあ面白かった。映像化はチープではあるが、それなりに満足。ファンなら気になる、ラストのパライソさ行くだ〜のシーンはギリギリOK。阿部寛の稗田は思ったより良かった、白木みのるが出ているのに驚いた(健在だったとは…)。
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