電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「カーテン・コール」

佐々部清監督。仕事の失敗から福岡のタウン誌で働くジャーナリストの橋本香織(伊藤歩)は、昭和30年代の終わりから昭和40年代中頃まで下関の映画館「みなと劇場」にいた幕間芸人に関する葉書を読み、取材を始める…。後半、物語は意外な方向へ動いていくが、ま、この辺はいかにも「チルソクの夏」の佐々部清な印象。ちょっと地味だがラストまでの持って行き方は上手い。個人的には「ALWAYS 三丁目の夕日」の方が昭和の時代的感覚がしっくりくる…地方性の違いなのか。藤井隆も悪くは無いが、井上堯之(ザ・スパイダース)の飄々とした演技と芸達者ぶりは見る価値有り。
http://www.curtaincall-movie.jp/