「アサルト13〜要塞警察」

ジャン=フランソワ・リシェ監督。吹雪の大晦日のデトロイト、老巧化のため閉鎖される13分署にはローニック(イーサン・ホーク)たち数人の刑事たち。そこへ凶悪犯ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)ら4名の犯罪者達が悪天候の為の緊急搬送されてくるが、謎の武装集団に襲撃を受ける…。「スズメバチ」で勝手にパクられた、ジョン・カーペンター「要塞警察」1976のリメイク。籠城戦は面白いのだけど、ひねりや緩急はちょっと弱く、特に後半はアイデア不足。むやみやたらの無駄死も現代的では無い(「スズメバチ」はもっとひどかったが)。ローレンス・フィッシュバーンの冷静沈着な悪役ぶりに比べると、イーサン・ホークはイマイチ力不足か。
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