電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「エミリー・ローズ」- The Exorcism of Emily Rose -

スコット・デリクソン監督脚本。激しい麻痺が続いた女子大生のエミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)は薬の効果も無く、最後にはムーア神父(トム・ウィルキンソン)に悪魔祓いを頼むが無惨な姿で死亡。教会の弁護士エリン(ローラ・リニー)は、神父を助けるために悪魔の存在を証明しようとするが…。これはホラーでは無く実話、と宣伝では言い切る。裁判と平行し、徐々に悪魔祓いの実態を見せて行く手法は上手いのだけど、冷静に見れば、やり手の弁護士が巧みに田舎の陪審員に悪魔の存在を信じさせて勝利した、間抜けな裁判物語にしか見えない。元になった実際の事件は70年代のドイツ。前半はともかく展開が見えている後半は退屈。しかし、定期的に悪魔の存在を信じさせる映画が出てくるのは、教会の陰謀??
http://www.sonypictures.jp/movies/theexorcismofemilyrose/site/