電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「明日の記憶」

堤幸彦監督、荻原浩原作。広告代理店に勤める佐伯雅行49歳(渡辺謙)は、仕事も順調、娘の結婚を目前にした充実した日々を妻(樋口可南子)と送っていたが、小さな体の不調が続き若年性アルツハイマーである事が分かる…。原作はまだ未読。全体に物語にひねりは無く、「きみに読む物語」(http://d.hatena.ne.jp/zom-1/20050306#p2)などとは違ってひたすら直球勝負。感動的ではあるが、実に平凡。誰しもが持つ不安感と夫婦愛の心理的な揺さぶりは上手い。そもそも、なぜ監督が「TRICK」や「ケイゾク」の堤幸彦?、という疑問はつきまとう。堤幸彦は悪くは無いが、この題材を向きな監督ではないでしょ。 69
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