電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「ただ、君を愛してる」

新城毅彦監督、市川拓司原作(「恋愛寫眞 もうひとつの物語」未読)。あるコンプレックスのために大学の入学式を欠席した誠人(玉木宏)は、横断歩道を渡ろうとする静流(宮崎あおい)と出会いシャッターを切る。この時、静流は誠人にただ一度の恋に落ちてしまった…。メガネを外すと美人というイマドキの少女漫画でもあり得ないような事を平気でやるし、どうしようも無い純愛路線が不自然。最後の泣きの展開もしつこ過ぎる。物語的にはダメダメだが、メガネをしている時の宮崎あおいのキャラはなかなかよい。というか、それだけの映画か。「恋愛寫眞」(id:zom-1:20030629#p1)よりはマシ。玉木宏は魅力無いし、黒木メイサは華が無い。Wikipediaによると、宮崎あおいは自分で編んだ麻ひものストラップをしたNikon FM3Aを愛用しているらしいが、映画では同じ様なストラップでCanon AE-1だった。オマケで言うと、NYの夜景を撮る誠人のシャッタースピードの音は、どー考えても短過ぎる。
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