電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「オリオン座からの招待状」

三枝健起監督、浅田次郎原作。昭和30年代半ば、京都の下町、映写技師の豊田松蔵(宇崎竜童)と妻のトヨ(宮沢りえ)が経営する映画館オリヲン座。ある日、無職の青年、留吉(加瀬亮)がオリヲン座にやってくるが…。原作の短編は読んでいるはずだけどほとんど記憶に無い。昭和の空気感や映画館の雰囲気は上手い。「ニューシネマ・パラダイス」を連想させるような映画館を舞台にした物語だが、「無法松の一生」を引き合いに出すなら純愛モノかと思ったがそうでもない。全体的になんかイマイチ乗れない映画だった。ほんの一部分であっても「無法松の一生」、「二十四の瞳」、「幕末太陽傳」を銀幕で観られるのは感動。阪妻の「無法松の一生」の映像はホント凄いなあ、と改めて思う。しかし、加瀬亮宮沢りえの40数年後が原田芳雄中原ひとみってのはどうなの?
http://www.orionza-movie.jp/