「犬と私の10の約束」

本木克英監督、川口晴原作。北海道の函館、14歳の斉藤あかり(福田麻由子)は大学病院に勤める父(豊川悦司)と母(高島礼子)の三人暮らし。母が体調を崩して入院したある日に迷い込んできたゴールデン・レトリーバーの子犬を、母はソックスという名前をつけ、あかりに"10の約束"の話をする…。作者不詳の短編詩「犬の10戒」を元にした小説の映画化、未読。音楽のチャチな使い方、セットや映像の安っぽさ、演技もイマイチ平凡なんてところを別にすれば物語は悪くない。予想通りの展開ではあるが、最後はうまくまとめている。幼なじみ星進(加瀬亮)の使い方も上手い。福田麻由子が成長して田中麗奈になるのは驚くほど自然。「Little DJ」(id:zom-1:20071229#p1)で広末涼子になるのは違和感あったけど。
http://www.inu10.jp/