電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「ハプニング」- The Happening -

M.ナイト・シャマラン監督脚本製作。NYセントラルパークの朝、言葉の錯乱、方向感覚の喪失から死に至る異常現象が一気に広まる。テロリストの攻撃かもしれない"見えない脅威"の広がりから逃れるため、フィラデルフィアの高校の科学教師エリオット(マーク・ウォールバーグ)は、妻のアルマ(ズーイー・デシャネル)、同僚の数学教師ジュリアン、その娘ジェスとともに駅へ向かう…。シャマランの映画の中ではラストのまとめ方や派手さが少ない分一般受けはしにくいと思うけど、素直にスリラーが描けていて好き。途中、これはヒッチコックかと思わせるヘンな展開もある、「レベッカ」そっくりのシーンとか。この意識の仕方は、"1950年代のパラノイア映画の2008年版のように感じさせる"という監督の言葉からも分かる。あくまでも、そういう直球勝負な映画。(科学の授業シーンに出てくるミツバチの消失(蜂群崩壊症候群=CCD)は今だ謎のまま、最近60min(CBSドキュメント)でもやってた)
http://movies.foxjapan.com/happening/