電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「グーグーだって猫である」

犬童一心監督脚本、大島弓子原作、細野晴臣音楽。吉祥寺のマンションに住む漫画家の麻子(小泉今日子)は、13年以上一緒に暮らした猫のサバを亡くしたショックで漫画が描けなくなる。アシスタントのナオミ(上野樹里)たちが見守る中、麻子はぐるぐる巻き模様の猫のグーグーと出会う…。ネコ映画100%な予告編だけど、あんまりネコに期待だとがっかりするかも。成分的には大島弓子50%、猫30%、吉祥寺20%という所かな。猫好きじゃなくても、大島弓子の漫画と吉祥寺を知っていると楽しみは倍増。全体には力の抜けた(気が抜けた)演出で、個人的には悪く無いと思う。最後には大島弓子の心の内面までに入り込んだ物語は心にしみる物があった。森三中は自然でいいんだけど、林直次郎(平川地一丁目)の演技は酷いな。
http://www.gou-gou.jp/