電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「ハンサム☆スーツ」

英勉監督(長編初)、鈴木おさむ脚本。母親が残した定食屋の"こころ屋"を営む大木啄郎(塚地武雅ドランクドラゴン)は、料理も上手く人柄もよい人気者だがブサイク。バイトに来た美人の寛子(北川景子)も辞めてしまう。その後、"洋服の青山"で誰でもハンサムになれるハンサム・スーツを手に入れ、光山杏仁(谷原章介)としてモデルになる事に…。期待ゼロだったのもあるけど意外に面白い。映像とかチープな所は目立つけど、独特の色彩センスがコミック的な雰囲気を作っている。設定もやや少女漫画で、物語は中盤には読み切れるけど脇役も含めてなかなか人物配置が巧み。感動的に終わらせる。ハンサムと断定するには微妙に気持ち悪い谷原章介にする事により、上手くシャレになっている。脇役がなかなかいい。特にモデル役佐田真由美大島美幸(森三中)は個性があっていい。80年代J-POPも懐かしい。
http://handsome-suits.com/