「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」- Rise of the Planet of the Apes -

ルパート・ワイアット監督。 サンフランシスコの製薬会社ジェンシス、化学者ウィル(ジェームズ・フランコ)が研究中のアルツハイマー病の新薬で一匹のチンパンジーが驚くべき知能の向上を見せるが、事件を起こして射殺されてしまう。ウィルはその子供を密かに家に持ち帰り、シーザーと名付け、獣医キャロライン(フリーダ・ピント)と共に育てていくが…。シーザーの動きはアンディ・サーキス。最新のCGIで作られる猿たちの動きや表情の繊細さには驚かされるほど。物語自体は一直線で単純。次への伏線の仕掛け方もちょっとあざといか。もうちょっと意外性が欲しかった気はする。またまた「猿の惑星」サーガ構築、という感じだけど、もっとオリジナルを作ればいいのにな。まあ、それなりには楽しめるけど。
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