「私は王である!」

チャン・ギュソン監督。1418年の李氏朝鮮、国王の太宗は長男の譲寧が問題あるとして三男の忠寧(チュ・ジフン)を王位継承者とする。読書ばかりの生活だった忠寧は宮殿を抜け出し、偶然に会った忠寧そっくりの男と服を取り替え逃げるが…。世宗大王の史実にエドワード6世「王子と乞食」を混ぜたような話で、物語自体に新鮮さは感じられない。全体の作りも、まあありがちな韓国ドラマ風でパっとしない。韓国宮廷モノは必ず明国使者に楯突くのがお決まりパターン。もうちょっと面白くなったと思うのだけどな。
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