「潔く柔く」

新城毅彦監督、いくえみ綾原作。カンナ(長澤まさみ)は高校一年の時に幼なじみのハルタ(高良健吾)を交通事故で失って以来、恋が出来なくなっていた。映画宣伝会社に勤めるカンナは、出版社の赤沢禄(岡田将生)と出会い、やがて気にかかるようになるが、禄も過去の罪悪感を持つ続けていた…。原作未読。罪悪感というテーマの使い方はなかなか上手いと思ったが、恋愛部分はイマイチ面白くない。人間関係もちょっとステレオタイプかなあ。存在感としては波瑠と池脇千鶴はいいけど、エピソード的には無理があるのも多い感じ。全体に原作に引っ張られて、伸び伸び出来なかった感じかな。
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