「コードネーム U.N.C.L.E.」-The Man from U.N.C.L.E.-

ガイ・リッチー監督。1963年東西冷戦下、元美術品泥棒でありCIAのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)は東ドイツから科学者ルディ・テラーの姪ギャビー(テラー - アリシア・ヴィキャンデル)を西側に逃がそうとしていたが、KGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)の激しい追跡にあう。やがてナチスの残党と手を組む国際犯罪組織による核拡散を阻止するため、ソロとクリヤキン、そしてギャビーはイタリアの海運業ヴィンチグエラに接近するが…。ガイ・リッチーらしいスタイリッシュな映像とテンポいい展開が良い。船でのチェイスの傍観シーンとか、ちょっとやりすぎかと思うシーンもその後のフォローが巧み。観客は「0011 ナポレオン・ソロ」世代が多かったけど、これは若者向けでしょ。ちょっと「007」を意識しすぎな面もあるけど、シリーズ化するならこれは期待したい。
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