「嘘を愛する女」

中江和仁監督。川原由加利(長澤まさみ)はキャリアウーマン、震災で偶然に知り合った小出桔平(高橋一生)と同棲中。ある時、桔平がくも膜下出血で意識不明となり運転免許証や医師免許証がすべて偽造だと判明。由加利は探偵の海原(吉田鋼太郎)と助手キム(DAIGO)に身元の調査を依頼するが…。嘘だった恋人の過去を探っていく設定はかなり面白いけど、真相などは平凡でイマイチ感が強い。なにより長澤まさみが非実在な感じが強くて、リアリティがなく演技が痛くて、一番泣けるはずのシーンでも観ている方が辛い感じがする。DAIGOの長髪とちょっとだけの初音映莉子ぐらいか、演技がよかったのは。でも初監督作品としてはまあまあかな。
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