電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「恐怖の存在」上下

マイケル・クライトン。太平洋の国家バヌアツは、地球温暖化により国土が水没するとし、CO2排出量が世界最大の米国を相手に訴訟を起こす。富豪ジョージ・モートンの支援による、環境保護団体の米国環境資源基金(NERF)がそれを支えるが…。全面的に温暖化懐疑派の思想をベースにしているのが、まずひっかかる。環境テロ組織との攻防はちょっと面白いが、スピード感や盛り上がりに欠ける。ま、たいして面白くも無いし、内容的には集中砲火的に批判をされるのはしょうがない。クライトンももう読む気がしなくなっている…。
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