電子竹林:Blog(アーカイブ)

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「007 スペクター」-Spectre-

サム・メンデス監督、ジョン・ローガン脚本。ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、メキシコの「死者の日」にスキアラによるテロ計画を阻止するが謹慎処分となる。またMI5の新責任者であるCは00部門廃止、MI6の吸収、そして世界的な情報網統合システム「ナイン・アイズ」の実施を目論んでいた。ボンドは前のMからの遺言を実行、スキアラの未亡人であるルチア(モニカ・ベルッチ)に接触、謎の組織の存在を知り、またMr.ホワイトと接触、その娘マドレーヌ(レア・セドゥ)を救出、逃走することになるが…緩急つけたスピード感、スタイリッシュな雰囲気は前作(id:zom-1:20121229#p1)と同じ、なかなか面白かった。出だしの長回しも緊張感があって上手い。話も人物関係も複雑で入り組んでいて、「慰めの報酬」(id:zom-1:20090124#p1)のMr.ホワイトまで遡って混乱してしまうけど、まあ気にしなくて素直に楽しんでも平気か。今回、ナオミ・ハリスの出番はちょっと少ないのは残念。モニカ・ベルッチのハイヒール高すぎ。
http://007spectre.jp