「プロフェッショナル 仕事の流儀 1」
NHK同名番組の内容。TVの方は茂木健一郎の仕切りがイマイチ面白くないので観ていないが、内容的には興味あるので本で読む事に。リゾート再生請負人・星野佳路、小児心臓外科医・佐野俊二、パティシエ・杉野英実の3名。中では佐野俊二のストイックな姿がよかった。
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「プロフェッショナル 仕事の流儀 2」
1に続いて、アートディレクター・佐藤可士和、弁護士・宇都宮健児、量子物理学者・古沢明。佐藤可士和は仕事の方法が面白かったが、弱者である多重債務者のために働く宇都宮健児の生き様が一番よかった。(memo:ハンド・ウェーヴィング=手を派手に振って相手にゴリ押しする)
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「面白いほどよくわかる タイ裏ワザの旅」
やまだひろなが。アジア雑貨屋の著者によるタイの話題。面白い内容はあるけど、夜の話か、日本人がいかにカモにされているかの話ばかり。訳知り顔の知識で文章は稚拙。あんまり面白くなかった。
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「チルドレン」
伊坂幸太郎。家裁調査官の陣内、後輩の武藤、偶然に知り合った青年永瀬たちのの5つの物語。伊坂幸太郎の中でもかなり面白い部類。それぞれのキャラの面白さと、会話のキレの良さだろうか。それぞれにちょっとした謎が隠されていてミステリー味がある。
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「デスマーチ〜ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか」
エドワード・ヨードン。デスマーチを開発期間、開発者数、予算などのいずれかが半分以下しか割り当てられていないプロジェクトと定義し、発生のメカニズムから生還の方法を解く…。プロジェクト・マネジメントの話としては結構面白い。解決策として実際に当てはめると上手く行くかどうか分からないが、知っているのと知らないのでは随分と差があるかもしれない。
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「脳が若返る30の方法」
米山公啓。脳関係、脳トレ関係の雑学をかき集めた感じ。日常的なトレーニングなど、それほど面白くは無い。プルーストがコーヒーの香りを嗅いだ瞬間に過去の記憶がよみがえり(p72)とか書いていると、まるで内容が信じられない。
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「レクサスとオリーブの木〜グローバリゼーションの正体」上下
- The Lexus and the Olive Tree - Thomas L.Friedman
トーマス・フリードマン。グローバリゼーションの意味を考える上で「フラット化する社会」(id:zom-1:20061124#p2)が面白かったので、この本もついでに読んでみる。内容的にはかなり重なっている。米国の価値観に支配されたグローバリゼーションの世界は余りに寂しい。もうちょっと先に未来は見える気がするが…。(memo:p204-日本は共産主義が機能した唯一の国)(memo:中国の諺:太陽を遮れる手などない)
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「食品の裏側〜みんな大好きな食品添加物」
安部司。コーヒーフレッシュの中身は水と油と添加物、廃棄寸前の肉に添加物を加えてミートボールに仕上げ、パックサラダは殺菌剤のプールで消毒される、食の裏側の世界を食品添加物商社の元セールスマンが語る…。内容的には知っているので、ファーストフードには近づかず、添加物のある食材は出来るだけ買わない生活を続けているが、こういう食生活は確かに大変。みんなが意識を高く持ってくれれば楽なので、こういう本は大歓迎。
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