「女の分かれ目」

岸本葉子。いつもの感じのエッセイだけど、一つ一つが短く読みやすいが物足りない感じもする。大人な行動の割には、ヌケている所がいい味。男は鏡に対する時間が少ないから自分を若く見えると思いがち、というのはナルホド。「つかず離れず、猫と私」の改題、再構成。三十代独身一人暮らしの著者もすでに四十台。健康の話題が多めか。
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